相続手続き(遺産分割協議書の作成等)
資産家の方のための「相続手続き」ガイド
~ご家族の思いをつなぐ、確かな相続手続きのために~
相続は、単に「名義を変えるだけの作業」ではありません。
とくに不動産や金融資産を多数お持ちの資産家の方にとっては、
その後の“二次相続”や“相続人間の関係性”を含めて、丁寧に進めていく必要があります。
相続手続きは、実務の連続です。
被相続人が亡くなられた後の相続手続きには、以下のような多数の業務が発生します。
- 相続人の確定(戸籍の収集など)
- 財産調査(不動産、預貯金、有価証券、負債 等)
- 遺言書の有無の確認と、必要に応じた検認手続き
- 相続関係説明図の作成
- 遺産分割協議書の作成と署名押印
- 不動産の相続登記(2024年4月以降は義務化・期限あり)
- 預貯金、有価証券、保険金の名義変更や請求
- 相続税申告のための税理士連携
- 事業承継や共有不動産の整理
- 二次相続を見据えた分割戦略 など
中でも資産家の方の場合、相続人の数が多い、不動産が複数地域に分散している、法人や事業資産を含むなど、手続きはさらに複雑化します。
二次相続まで見据えることが重要です。
たとえば、配偶者が多くの財産を相続された場合、その配偶者が亡くなった際には「二次相続」が発生します。
一見すると節税になったように見える分割も、長期的には税負担を増やす結果になることもあります。
また、相続人同士の関係性や、それぞれの生活状況も考慮しながら分割を進めなければ、「争族」となってしまうリスクもあります。
相続は、単なる手続きではなく、ご家族全体の将来設計を見据えた戦略的なプロジェクトとも言えます。
経験豊富な専門家とともに、円満で確実な相続を。
ルートグループは、相続と不動産に特化した専門家グループです。
行政書士・司法書士・宅地建物取引士を中心に、社会保険労務士やファイナンシャルプランナーなど、16名体制で連携し、
登記・名義変更・書類収集などの実務から、紛争回避のための助言、必要に応じた税理士・弁護士との連携まで一貫して対応します。
ご家族の関係性を大切にしながら、
「今このとき」に必要な判断と、
「将来にわたる安心」を両立できるようサポートいたします。
まずは一度、現状の整理からはじめましょう。
- 相続人が多く、誰に何を伝えるべきか迷っている
- 不動産の評価や分け方がわからない
- 名義変更や登記がそのままになっている
- 何をどこまでやるべきかわからず不安
そんなお悩みをお持ちの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
「家族をつなぐ相続」を、わたしたちと一緒に実現しませんか。
2014年12月17日